4月21日 (木)  

ほんの序章 その1

夜8時すぎ呼吸器疾患の70代と思しき女性が、酸素ボンベをつけたまま車椅子でハツコさんのいたベッドに入ってきた。ココは整形外科病棟だが、内科のベッドが空きがなかったらしい。都心の病院から転院してきたということで、おばあさんは、言葉からもあふれ出すほどやさしい旦那さん(あんな男の人もいたんだよな、世の中には。多分Rayとは巡り合わないと断言するね。物足りないから(爆笑)。ソフトSMだから(爆笑))に連れられて来たのだ。
旦那さんが帰っていった後の真夜中のこと。足元のほうで物事がする。ものすごい勢いでガサガサと何かを探している。あのおばあさんだ。普通こんな真夜中に、しかも6人部屋でしないだろう。探しても探し続けた。もはや時間も場所も認知できていないらしい。

とうとう来たかと思った。でもコレは序章にすぎなかったのだ^^;