6月3日 (金)  

謎が解けた!

前の日のリハビリの時間、平行棒につかまって右脚に重心をかけて立っていると、左脚が勝手に動いて足裏をちゃんとつけられず、左の足裏の外側が浮く。わかった。
「右膝を軽く曲げていい?」とFさんに言った。
「だめだめ。どうして?」
「もともと左脚は短いじゃん。足裏が浮いてバランスが悪いのはそのためじゃないの」
「あっなるほど」
昔から目で見てわかるほど左脚は右脚より1〜2センチ短い。股関節が外れかかってたからのもあったけど、手術で骨を長くしたわけではない。とりあえずその場はFさんがカンの箱のふたを探してきて、床に置いてもらって、ソレに左脚だけ乗せて立ったらイイ感じ。「何か考えておくよ」。
今日のリハビリの時間、いきなり「靴をぬいで、中敷きを貸して」と、中敷きの大きさに合わせ板状のコルクを切って、ソレを3枚重ねで緑のビニールテープで張り付けた。厚い中敷きをFさんは作ってくれたのだ。
「山梨で変だと言われたら作り直してね」
「装具を作れと言われるかもしれないし。でもコレのほうが軽くて目立たなくていいな。‥‥(立って)安定して疲れない、イイじゃーん、コレ」
うれしい。謎も解けたし、とりあえず改善したし、何よりFさんといい関係を築けたことが。