2003/08/25 (月)
■「銀河鉄道物語」主題歌をレコーディング 10月からBSフジでオンエアになる「銀河鉄道物語」の主題歌をレコーディング。松本零士先生の完全オリジナルによる新作アニメでプロデユーサーの、こんひろし氏はスリーナインで育った世代だから、主題歌は佐々木と決められていたそうだ。最近は次世代の方たちとの仕事が多いが、とても嬉しいことだ。考えてみたらテレビアニメの主題歌は久しぶりだなー。 オープニングテーマ「銀河鉄道は遥かなり」はロマンチックな詞を軽快なロックに乗せた曲で、いかにも宇宙空間を汽車が走りぬける感じがする。明るさのなかに力強さを込めて唄った。エンディングテーマ「星屑のひかり」は甘いラブソング風。青木望先生のアレンジは前作のテイストを盛り込みながら、しっとりと甘く仕上がっている。今までにない曲で唄いこむのに苦労したが、出来上がりが楽しみ。「青い地球」「真っ赤なスカーフ」を超えたいと、こん氏は張り切っている。
★幕張メッセの「スーパーロボット大戦・プレミアムライブ」は熱狂的雰囲気の中で無事終了。 このところオールディーズ関係の仕事が多く、久しぶりにスパロボライブを堪能したが、最初のステージは唄いながらポーズのことを考えたりして、歌詞を忘れたり色々ハプニングがあった。こういう場を踏むと「やるぞー!」という自信もわいてくる。 たまにエネルギー120%くらい出し切って唄っておかないと、自分のペースにあわせて70%程度で楽に唄ってしまう。その方が楽だしミスは少ないのだが、それが自分の限界点を下げてしまうことになるので、こういうライブも必要だ。しかし、まだまだ修行が足りないねーツ。 アニメブームを起こしてから四半世紀。ステージの雰囲気は隔世の感がある。ワーッと盛り上がるステージも楽しいけど、最近「ゲーム世代は仮想現実に生きて、なんでもリセットができるような錯覚にとらわれている。生きていることに現実感がない」などという言葉を聴くたびに、ゲームの中にも心の奥に何かが残るものができるはずだと考える。仮想現実の中に真実を訴えるものがアニメの根底だと思うから…。
★26日レコーディング無事終了。オープニング・エンディングとも心のふれあいを感じる、素晴らしい作品になった。作詞・作曲をはじめ全てのスタッフに感謝。10月29日CD発売予定。一人でも多くの方々と感動を共有できることを祈って!! 終了後、「銀河鉄道物語」広報のためBSフジへ。「デジマガ」収録。早速オープニングテーマを唄った。出来立ての曲だけどノリノリ。番組の中で、当ホームページも紹介される。流れるのは9月下旬か。また12月からのブロードバンドでの配信も告知。
★「大ヤマト」は諸般の事情により、放送が延期されたとのこと。色々な問題が解決し、体制が整ってから出帆したほうが良いよね。
★29日「ジェームス三木・ディナーショー」ヒルトン東京 先生が自分が唄う番なのに「次は佐々木君の…」と言い出したので、楽屋でおしゃべりしていた私は大慌てで衣装を着る一幕も。「ア、間違えました…」で一件落着。今年も楽しく終了。
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