2003/09/15 (月)
■夏の山荘 今年は9月に入ってから真夏日が続き、ロッキーも何の楽しみもないよーといった表情で、毎日玄関のタイルの上に腹ばいになっている有様。家族で山荘に逃げ出した。 陽射しは強いがやはり山の空気はすがすがしい。夜は羽根布団で気持ちよく寝られる。ゴルフや温泉を十二分に楽しみ、命の洗濯をした。8月に行った時は雨が多かったし肌寒い日が続いた。夏らしい天候に恵まれず、百日紅はついに花をつけなかった。やっと夏が来たという感じだったが、植物の中にはもう紅葉し始めたものもある。 今年はへんな季候だったが、先日のテレビでシベリアの山火事が、炭酸ガスや凍土の中のメタンを放出させ、地球の温暖化を急加速させていると報道していた。変な気候が当たり前になる日も遠くないらしい。山荘にも最近は猪や鹿が出没し、庭の植物を食い散らかしていくそうだ。樹海の中にも異変が起きているのかもしれない。 自然の中にいると、人も地球に住まわせてもらっている生き物の一員だと言うことを実感する。地球上で最悪の生物が人間かも知れないね。 中秋の名月、そばで赤く輝く火星、眼前に迫る富士山などを見ていると、人間の存在の小ささを感じる。星の瞬きのように短い人生、どうしたら充実感が生まれるのか…。
(写真)友人が作ってくれた餌台には、シジュウカラやゴジュウカラ、時にはアカゲラなどがひまわりの種を食べにやってくる。デジカメの手持ち10倍ズームはやはりブレる。
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