Diary 2005. 9

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9月1日 (木)  

OTは休み

今日のOTは休み。ちーちゃんが今日から5日まで夏休み。明日は代行を頼んだらしいけど、今日と5日は休みとなる。


9月2日 (金)  

靴下が履けた!!

手術前から左の靴下が履けなかった。痛くて痛くて冗談じゃない。脱ぐのもやっとだった。この前の股関節外来の時骨がキレイについたことがわかったので、まず脱ぎ方を変えてみた。脚を投げ出して座っている状態で、右手で左ももを持ち上げて左手で脱いでた。でもこの方法だと片手しか使えないので、履くのは無理。履かせてもらう前に何度もトライしてみたが、寝起きなので脚が曲げられないし痛い。今朝は足の指まで両手を使ってかぶせ、そこから右手で左ももを持ち上げて左手で引っ張りあげた。少し痛かったけど、履けた。とてもうれしい。小さなことだけど^^;


9月3日 (土)  

焦りますよ

股関節外来の日。2週間前に退院しコンピュータを学ぶために国リハに入ったAさんに廊下で会った。「国リハはどーですか」と聞くと、「大変だよ。今週は小学生レベルの算数だったけど、来週からは中学レベルに上がるらしいよ。今更連立方程式できる?」。「完璧に忘れました^^;」、「だよね」。やっぱり地道に働きながら社会保険労務士を目指そう(爆笑)と思ってた矢先、Y先生が2週間以上前に撮ったレントゲンをみながら、「骨がキレイに引っ付いてきてるぞ。・・・でも1年半(大腿骨の)骨頭を使ってないんだろ。鍛えて歩くから退院は来年の始めになるな」とおっしゃった。こんなとこで年は越したくない。来年の始めには仕事が始まるのだ。クライアントにはそう言って仕事を休んでいる。Y先生がそうおっしゃることは予想できたので、大ちゃんには念を押して「今年中には帰るから」と言ってきた。大ちゃんがそのことを伝えると、「あと4カ月か? 焦るなよ」と。


9月5日 (月)  

焦るって

右の足首が痛み、PTの時間に四つん這いからベッドに上がる練習もティルドテーブルも休み。「あと3カ月あるので、焦らずにやりましょう」と、右の足首やアキレス腱を揉みながら、大ちゃんは言ってくれた。でも焦るよ。新たな就職先とかクライアントを3件紹介してもらえるなら、あと半年いてもいいけど、医者はその後の生活の糧まではみてくれはしない。ウチラの業界は納期を厳守しないとやっていけない。例え予測できなかったトラブルに見合われても、納期は年末と決まれぱ言い訳はきかない。その点医者は患者のカラダを言い訳にする。ガッコのセンセーと同じ「経過ありきの結果」なのだ。世間離れだよ。まー、医者は食いっぱぐれないし。でもねー。


9月7日 (水)  

おふくろ

「お母さんは来ないの」とちーちゃんが聞いた。「来ない」。越京入院してる病気知らずのコドモのトコにそうしょっちゅう病弱な母親が来るか、コドモと言っても33の一応独り立ちしてるやつの^^; 「仕事してるの?」、「そのようだね」、「小林さんのお母さんだから60過ぎだよね?」。マジな顔をして、「だから早く退院したいんだよ」と言い放した。ちーちゃんもマジになって「んじゃ一緒に頑張ろう」。退院してすぐに自分の食べる分プラスアルファを稼げるとは思っていないが、タイムリミットは近づいてるのは事実。せめて自分の食べる分は確保していると安心させたい。

夜生存確認のために(爆笑)電話した。案の定熱を出してぐったりとした声。「よくなったら行くから」、「いや来なくてもいい」と言って電話を切った。


9月10日 (土)  

It's a peaceful day?

土曜の午後、マサエさんとユキさんが戦争の思い出を話していた。旦那が戦争に行って、食べ物がなくて・・・。今年は戦後60年でテレビで特番が多いらしいが、テレビがないので見てない。けど病院にいたら生の体験談を聞くことができる。でも同じ体験談を繰り返すのが聞こえるのは・・・。

エスケープして、玄関前に行ってbibitanの家に電話した。珍しく家にいたが、「今取り込み中なんだ。(カミサンに)今から弁解しないとならない」だって(爆笑)。人生にはいつの世にも平和な日々はあまりないらしい(爆笑)。


9月11日 (日)  

選挙サンデー

衆議院選挙の投票日。不在者投票も申し込めたんだけど棄権した。いつも選挙では投票用紙がウチに郵送されて来て、期日内投票をする。ヘルパーのいない時間に、ホワイトボードに投票用紙を置き磁石で抑えて文字を書く。ここでは自分の手では書けないし、他人に頼むのも嫌なので棄権した。自民党、というか小泉サンの戦略がうまくて圧勝するに決まってら^^;


9月12日 (月)  

おとなしく・・・できるか(爆笑)

今日から3日間大ちゃんは夏休み。実習に来ている学生さんに手伝ってもらい、ホットパック、ベッドから床のマットに降りて15分間の四つん這い、ベッドに上がって車椅子に乗り移り、OTで座る姿勢の矯正訓練の後、セラピーマスターとこなす。

大ちゃんには「おとなしくしていて下さい」と言われたが、昨日からトイレに行ったときナースコールを押さずに、自分で立ってズボンを降ろしてトイレにぐるり回転して座っている。トイレには蓋がなくバランスを崩しても後ろに寄りかかれないし、トイレに向かって右側にL字型のてすりがある(左側には可動式のてすりなので持ち上げると動く)ので、右手でてすりに掴まりトイレに回転する前に左手でズボンを降ろした方が安全なのである。


9月15日 (木)  

たかがトイレ、されどトイレ

昨日から、ココの病院に来て初めての便秘中。おとといの朝ふんばってたら違う部屋のバーサンに「まだ(トイレから)出ませんか」と言われた。言われたらしゃーない。トイレから出た。その日はうまく、バーサンが寝静まる夜8時にトイレに行って少し出た。ところが今日の朝食前も同じバーサンに言われた。しかたなく朝食後トイレタイムが落ち着く頃やるかと後にした。んでその朝食後、ふんばって2分か3分、同じバーサンが「まだなのー。出なきゃさっさと出なさいよ」。キレた。「あんなコトトイレの前で言われて出るかっ」とナースステーションに駆け込んだ。主任サンがちょうど朝食前に通りがかったらしく、様子はわかったようだ。「今度トイレの前で騒いだらナースコールして。注意するから」と言われ、バーサンはこっぴどく叱られて午前中はシュンとしていた^^;

4人部屋病棟の共同トイレじゃん。20分籠もれば言われるのは当たり前だけど長くても10分かそこらだ。他のトイレもあるし、年寄りだからってソレはねーだろーが。とは言っても病室を変えて個室にいくかー、コノために? 冗談じゃねーや。


9月16日 (金)  

肩車

今日からセラピーマスターをやる時間が9時20分になった。朝から動いて(動く前に出るモノも出て^^;)イイ気持ち。大ちゃんが来週からPTも午前中にするかもと言った。午前中に汗をかくのはイイ。月・木曜の入浴も汗をかいてから入るので、そうなればいいよね。

その大ちゃんに、夏休み前に「ネットの芸能ニュースで読んだんだけど、今度のFMVのCMは面白いらしいよ。観てパロってみよう」と言っていた。パソコンでお笑い番組を観ているキムタクが、実は朝青龍に肩車されているというCM。
「Rayさんがボクを肩車するんですよね」と大ちゃんが(爆笑)。
「えっ、どーやって? 年齢で見ても体格で見ても逆じゃん^^;」
「どうしてボクをキムタクだと認めてくれないのですか?」
ガタイ良すぎて(爆笑)。


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