2005/03/01 (火)
■思い出の映画がついに… 若い時に見た映画の中でも特に印象が強く、いつまでも記憶に残っている作品が何本かある。いわゆる名作と言われるものが多いのだが、その一つ一つが私の人生観にも大きな影響を与えているようだ。 読書があまり好きではなかったのに、映画を見てから、その原作を読むようになり、同じ作家の作品を読み漁るようになっって、次第に読書の量が増えていった。 「老人と海」はヘミングウェイの作品で、釣りが好きだった僕にとっては、巨大なカジキマグロが画面いっぱいに跳ねるシーンが目に焼きついている。亀戸に住んでいた頃、東武線の曳船というところに墨田文映という3本立て専門の映画館があって、真ん中の通路に座ってこの映画を見た記憶がある。 「武器よさらば」「誰が為に鐘は鳴る」などの戦争を背景にした作品とは違うが、ヘミングウェイの生に対するエネルギーと虚無とが見事に描かれた作品だと思う。 ホームシアターを作ってからこの作品がDVDになるのを心待ちにしていたのだが、ようやく実現された。 さすがに映像も音も古さを隠せないけれど、原作に忠実に描かれ、スペンサー・トレイシーの好演とあいまって胸を打つ。この年になって改めて見ると、より作品のテーマが分かり共感できる。巨大カジキが飛び出すシーンは大画面ならでは。 監督がジョン・スタージェス。音楽がディミトリー・ティオムキンという「荒野の7人」などの西部劇コンビというのも、改めて成る程と思えるなー。 今なら千五百数十円と超お買い得。他にも2枚で2990円シリーズに、スコセッシやソーダバーグといった名監督の若い時の作品があり、5.1サラウンドじゃなくても感動する。
★話は違うけれど… 「闘将ダイモス」の、巨大ロボット出動の決めゼリフを教えてほしい。「グレンダイザー、ゴウ」のような。 ゲッターロボは「チェーンジ・ゲッター・ワン!」ダイモスは「ダイモス・バトルターン!」グレンダイザーは「ダイザー・ゴウ!」で間違いないかな?
★NHK「家族が選ぶにっぽんの歌」巨大テレビに映るヤマトの映像をバックに、無事収録。放送は19日。
★「アミノサプリ」新バージョンを収録。また楽しめると思うよ。
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