Diary 2005. 6

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6月13日 (月)  

退院記念写真^^;

同じ部屋のWさんが退院した。H田さんもRayが転院する日の翌日退院することが決まり、喜んでいる。入院生活が楽しかったと言っている患者たちってかなり変だよな(爆笑)。ミセスXの件はあったが、青空の下どころか同窓会をやりたいほど楽しい入院生活だった^^;

修理に出した電動車椅子は明日まで戻ってこない。昨日の夜「下のコンビニで(使いきり)カメラを買って来ていただけませんか」と立っている親どころかケガ人のH田さんにお願いした(爆笑)。「そうだよね。退院するんだからコンビニ(コノ病院の売店はローソンなんだ、ホントに便利)ぐらい歩いて行けるんだよね」と再発見したような驚きで(いやケガ人に頼むRayの図々しさに呆れたんだろうな^^;)応えてくれた。まず明日から帰省するというナースのAさんとは朝H田さんに撮ってもらった(結局カメラマンまでやってもらった^^;)。それから、両手に華?でOさんとなっちゃんと、怪しいカップル風にワカちゃんと、目を細めてハイジさんと、Uさんとは「この2人、どー見ても酔っ払いだぜ」という写真を撮った(爆笑)。R先生との時は並んで頭を寄せて(図々しいのも程がある^^;)、リハビリ室で平行棒に掴まって立ちながらFさんと、そして病室でH田さんとも撮った。S先生とも撮りたかったが、ハイジさんが言っちまった^^; あーゆーお人は予告すると病室にいらっしゃることはない。突然撮ろうと思ってたが、バラしたんじゃ・・・。


6月14日 (火)  

最後のシャワー

「Rayちゃん、シャワーを浴びに行こう」
今日は外来勤務だったはずのUさんが夕方病室に来て言った。外来の仕事を終え、病棟のナースステーションに顔を出したら、まだRayがシャワーを浴びてないことを聞いて率先して来てくれたという。転院前の最後のシャワーだ。
「楽しかったよ、この入院生活。」
「入院生活が楽しかったと言う患者さんは珍しいよ。でもそれじゃよかったわー。」
「Xさんのことは除くけどさ^^; アッチの病院でもいるんだろうかな、やーだなーなんか」
「いやアッチはリハビリ病院だから、いないと思うよ。リハビリするくらいの人を対象にしてるんだから」
「そうだといいんだけどさ」。

行きたくないな(爆笑)。


6月15日 (水)  

ヤバイとこに来てしまったぞ

転院当日。結局リフト車のチャーターの話は、その方が楽なのでは?との配慮だったらしく、ウチの車の方が楽なので・・・ということになった。車椅子って乗り心地悪いんだって。日頃乗ってるやつに言わせると、どんなに品種改良したドイツ車と言え、所詮持ち運ぶもの、ビーチで寝そべるチェアーと同じ金属のパイプと布というモノでソファじゃない。そこに乗って3時間車に揺られるんじゃ疲れるんだよ。ということで、朝もまだ明けきらない7時、パジャマを間違えたナースのMさんに見送られながらK病院を出発した。途中談合坂サービスエリアで久しぶりのラーメンを食べて、11時にF病院に着いた。
出迎えてくれたのが定年前のナース。「なぜこんなめんどくさい患者が来たの」というのが言動の端々に出てるエラソウなナースだった。しかも荒っぽい甲州弁を使ってるから余計。刃物は持ち帰って下さい(刃物といったって果物ナイフとハサミ)だの、醤油やマヨネーズは持ち帰って下さいだの(脳外科や内科の患者じゃあるまいし)、こちらの指示に従えだの、ナースってサービス提供者じゃないのかよ。言葉にうまく表せないけど、エラソウで非常に不快。点滴も、K病院では医師がやる行為なのに、ココではナースの仕事。うっ、何それ、20年前の話でないのか。しかも針を入れるのに何回も射すのはRayの不随意運動でしかたないけど、舌打ちをしながら「小林さんは悪くないからね」と言う。あー、R先生に射してほしい、というかK病院に帰りたい^^;
病院の受付も「こちらの指示に従え」という病院都合主義らしい。必要経費や小遣いを前以て受付で預かる預かり金制度というものがある。まっ認知症っぽいお年寄りが財布をもつとすぐに「盗まれた」と騒ぐし、防犯と言うのもあるのはわかるけどさ、一律かい。疑うけど、人の財産を事後承諾で勝手に病院で使うのもできるわけ。事前に「○○を買うから預かり金から2000円使う」と値段まで言ってくれるなら許そう(納得できないけど)。ソレらをやりとりしてたおふくろでさえ「こんなとこ嫌。リハビリしてさっさと退院しよう」と言う始末^^;


6月16日 (木)  

あのPTだ^^;

朝起きると定年前の看護助手サンから「夜中トイレで起きることないなんてえらいね」と言われた。なんかソレちげーって。自分のことだけ言うと若いし・・・と思うが、いかにも『手がかからない”子供”』だと思われてるようだ。他の患者さんのことを自分より明らかに年上なのに「○○ちゃん」と呼ぶし。別に本人が納得してりゃいいけどさ、なんか20年前にタイムスリップしたみたいだ。かなりカルチャーショック。

午後1番に入浴で、その後PT室で検査を受けるという日程。浴場とPT室は近いので、髪も濡れたままでPT室に直行した。PT室の奥に仕切って作られた部屋に通された。「小林さんですか。これから小林さんを担当させていただくMと申します」と言われ。あー、あのPTと思いながら、軽く汗が出ていた。手術前に通いでリハビリを受けに来たんだけど、その時の担当じゃなくて、K病院のPTであるFさんに「そういえば山梨の病院にすげーでかいPTがいたよ。相撲取りかと思うほどのでかさの」と言ったすげーでかいPTだったのである(爆笑)。身長は180センチ強、体重は120キロはある!! 巨体とは似つかないソフトな応対(たぶん昨日のナースや今朝の看護助手に比べてコレが普通だぜというのもあるけど、もともとそういう人なんだよな)をしてくれた。これが大ちゃんとの出会いである。「きっと職業柄そのPTも患者には『脚に悪いから太ってはいけません』と言ってるんだろうな(爆笑)」と笑ったコトがバレないように、しばらくおとなしい患者でいようと思った^^;


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